よく寝た。

宿題あと少しになりベッドに横になったら朝まで寝てしまった。
6時から1時間かかってようやく宿題完成。
朝食後、予習の予定。
予習をしておかないことには、授業はまるっきりわからない。
今は4時半。
全財産が入った?重いリュックと電子辞書の入った重いバックとご馳走がたっぷり入った重い胃袋を抱えて重い足取りでようやく下宿にたどり着く。
メールをあけると娘からの嬉しい頼り。しかし当分の間秘密なり。
授業はあっという間に終わってしまう。しかし時間は正しい。
前回は味についての授業。今日は色についてだった。
覚えきれないのでこれから勉強だ。
スピーチコンテストのついていつのまにか1等が50万ウォン2等が30万ウォン、3等が15万ウォンに変更になっていた。どうも自分が何かのコンテストと勘違いしたようだった。
自分にはコンテストの入賞とは程遠い存在であるが、勉強のために原稿を書いてみようと思う。
1次は書類審査。まあ無理だろう。
しかし先生が面白いことをおっしゃった。
とみこさんは人気賞かな?だって。
へ〜、そんな賞もあるのかな?冗談だろうな。フフフ。
とにかく担任の先生の授業は面白い。
授業のあと、学校の近くの店で韓国料理をご馳走になった。
63歳の女院長先生の招待で55歳以上男性2人を含む9人の日本人が出席した。
2種類から選ぶのでビビンパブにした。
例によっておかずはいろいろ次々に出てきた。
プサンに行った時ヘウンデの海水浴場だったかで、初めて水キムチを食べたときにんにくの匂いがきついので好きではなかったが、なんとおいしいこと。
シッケというものはスプーンで飲むものではなくて器を持ってのむことを知った。
へへへ。周りの人にはおかしなバーちゃんと写ったことだろうな。ハハハ。
とにかくこの店の食べ物はみんな上品な味だった。
いつか再度行ってみたい。

院長先生の母は津田塾、父は明治大学卒業。
先生はアメリカに留学されていたとのことだった。
学校に65歳までの年齢制限があったが、撤廃したとのこと。
良かった。今度から大手を振って通学できる。フフフ。

韓国の教科書は重い。CDは会話しか録音されていないので読み方の部分も韓国語で録音したのがほしいなど、話が出た。
院長先生も同意されて、自分も電車の中で勉強できるような文庫本のようなのがあるといいと思っている。
またCDは会話の部分だけでなく読み方のページの録音もするようにと、主任の先生に話していらした。
自分も本が重いので今回勉強する部分だけ切り取って持ってきたと実物を見せた。
日本ではイデ出身のイユニ先生がTVにこの4月から来年3月まで出演されていることを話した。
ラジオのことはご存知だったがTVは初耳のようだった。知らせてあげられて良かった。
見知らぬ人ばかりの出会いの食卓であったが、隣には妹のようなミツコッシ。
斜め前には親しく?して貰っている主任の先生。
おかげで目の前のご馳走は沢山食べてしゃべって、ビールもコップ1杯飲み干すことが出来た。
カメラを持っていったので院長先生の隣に座らせてもらって、みんなで記念撮影。
日本のように生涯学習はないのかと思っていたが、院長先生の考えは前向きで好感が持てる。

日本の高齢者は図書館でも観劇でも一人で出かけるのに、韓国の高齢者は電話ばかりして集団でないと行動が出来ないと、日本びいきをしておられた院長先生。
へ〜、普通の高齢者はそんなものなのか…。
プサンの友達からは到底想像できない姿を知った。
プサンの友達は院長先生と同じような考え方や行動だからである。