KTX7時 ソウル発 釜山に行く

急遽、釜山に行こうと思いつく。試験終了後ではあまりにも遅い。
とりあえず、カバンの準備だけはしておいた。
宿題のワークブックと会話の書き写しをやり終えると2時近かった。
朝起きられるかどうか心配だったが、行くとも言っていないので気がらくだ。
車で迎えに来てくれていると時間が気になるが、その心配もないので好きなように行くことが出来る。
幸い6時に間が覚め30分後には下宿を出て、釜山駅には6時45分に到着。
KTX 7時ソウル発 9時48分釜山着。2等席48600ウォン。
帰りはセマウル 釜山18時30分発 ソウル23時22分着1等席47300ウォンを買った。
なぜ2時間も多くかかるセマウルにしたかと言うと教科書に出てきて食堂車もあってとても良いと出ているのでぜひ経験したいと思ってからだ。
しかし、残念なことに失望した。
1等席を特室と言うのに、普通席と同じ。ただ座席の前後の間隔だけは広かった。
雑誌もイヤホンも泣く食堂車は冷めた弁当やビールやジュース類菓子類があるだけ。
ゲーム機やマッサージ器があり、子どもの声がうるさい。
車内で弁当を食べたいと言うとゲーム機のキーボードを片付けてくれただけであった。
時間的順序の文の宿題をKTXの車内で書いた。
眠いのでひと寝入りしようと思っていたのに、前の席にいた男性がわざわざ席を立ってきて自分は日本語を習っていると話し出したので結局眠ることが出来なかった。
市役所勤務の55歳の男性。妻と男児2人あり。
ハンサン大学で週1回土曜日に日本語を勉強しているそうだ。
携帯番号まで書いてくれたので帰国前忘れずに電話しなきゃならない。


釜山駅到着後、あちこちブラブラして、キムパブを食べてから地下鉄に乗る。
ちょうどスミンオンマが門を入るところだった。
先生の食事を作るようだ。
ホジュンさんが山の草取りをしていると言うので行くと、友達も応援に来ていてトマトの支柱作りをしていた。
梅ノ木に梅が鈴なり。拾うのも後の処理もどうやってやるのかと思うほど沢山だ。
新しく植えた梅の木の付近の草取りをしてお昼にはホジュンさんの車で友達も一緒にビビンネンミョンを食べに行った。
この店は味が良いので車もしばらく待つほどの繁盛ぶりだ。
6000ウォンで美味しい。この前シンチョンで食べたのは6500ウォンもしたのに不味かった。

朴先生はくるぶしのところの靭帯が切れたそうだ。
月曜日から金曜日まで保育参観があって、終わってから足がおかしくなったそうだ。
ギブスをした上に風邪を引いたようで鼻水タラタラで、鼻が赤くなっていて辛そうだった。
少しでもゆっくりしてもらおうと、山に言って草取りを手伝ったが、夕立になって作業中止。
ホジュンさんたちは濡れた体のまま温泉に行った。
自分は傘を持っていたのでそんなにも濡れなかったがズボンの裾や、傘からはみ出した洋服が濡れたので、朴先生の洋服を貰って着る。
朴斗美子になったと笑いあった。
ホジュンさんは野球帽を被って野球選手かと見まがうほど顔つきが精悍になって引き締まって見えた。
痩せたかと聞くと皆にそういわれるけど体重は変わらないと言う。
朴先生は大阪の人間医学社から取り寄せたと言う鼻水の風邪薬が効いてきたのか、午後から少し元気になられたので安心した。
帰り際またもや分厚い封筒を渡される。断ると怒るので仕方なし頂く。
孫達に何か買ってやれとのこと。
そんなのいらないんだけど…。
すでに1000ウォンのシールと髪留めなどを買ってあるのだ。
またもや、カバンが重くなる。


昨晩、宿題をしていて心臓の痛みや口の周りと左足のしびれ、文字が書けなくなった事を話して秋は来ないで置こうと思うと話す予定でいたが、鼻水のためタオルが離せない姿をみて切り出すことが出来なかった。
すでに3か月分の下宿代を早々と朴先生がアジュンマに払い込んでしまっているのでそれが負担である。
来なければ現金を持っていって先生に返すか、通帳に振り込んでもらわねばならないからだ。
今回は2ヶ月しか間がないのでちょっと厳しい。